「人間関係に疲れた」と感じたら。“こうあるべき”を手放して、心地よく生きるための小さなヒント/ 石狩

mumiota

「人間関係に疲れたな…」と感じるとき

 誰かの何気ないひとことや、挨拶を返してもらえなかった瞬間。
 胸の奥がざわざわして、「わたし、嫌われたのかな」と不安になることはありませんか?

 実は、その“ざわつき”の正体は、あなたのなかにある「こうあるべき」というちいさな思い込みが影響しているのかもしれません🌱

“こうあるべき”は、やさしさから生まれたもの

 たとえば、
「あいさつはきちんとするべき」
「ありがとうは言うべき」

 それは誰かを思いやるこころから生まれた、あなたのやさしい価値観。
 ちいさいころに「いい子でいなさい」と言われたり、誰かを悲しませたくなくて努力してきた経験が、今のあなたをつくっているんです🌿

 でも、すべてのひとが同じ“べき”を持っているわけではありません。
 誰かがあいさつを返さないのは、あなたを否定しているわけではなく、ただそのひとが「そういうひと」だったり、「忙しくて気づかなかった」だけかもしれません。

他人の反応より「自分の心地よさ」をたいせつに

 人の反応に振り回されてしまうと、自分のこころが疲れてしまいます。
 だからこそたいせつなのは、「自分がどうしたいか」を意識すること。

 あなたがたいせつにしたいなら、今日も「おはよう」とあいさつして、「ありがとう」を伝える。

 それが、あなた自身の“軸”を整える行動です🕊️

 他人の反応を変えることはできなくても、自分の選択なら、いつでも変えることができる。

“思い込みの手放し”はストレス軽減になる

 人間関係のストレスの多くは「認知のゆがみ」から生まれるといわれています。
 「〜すべき」
 「〜でなければならない」
 という考えをすこしゆるめることで、自律神経のバランスが整い、ストレス反応もやわらぐことがわかっています。

 つまり、「完璧にしよう」「ちゃんとしよう」とおもうよりも、“心地よく生きる”ことを選ぶほうが、からだにもこころにもやさしいんです🌿

「ちゃんとしなきゃ」よりも「心地よくいよう」

 あなたの笑顔ややさしさは、目の前の誰かに伝わっていなくても、ちゃんと世界に広がっています。

 だから、「嫌われたのかな」よりも、「わたしは今日も笑顔でいられたな」と、自分を肯定してあげてください🌼

 他人の軸ではなく、自分の軸で生きる。
 その積み重ねが、きっとあなたの世界をすこしずつ明るくしてくれるはずです。

さいごに

  • 「〜すべき」は、あなたのやさしさから生まれたもの
  • すべてのひとに“同じべき”を求めなくていい
  • 自分がたいせつにしたいことを選ぶことで、こころは軽くなる

 あなたが心地よく笑えることが、いちばんやさしい人間関係のつくり方かもしれません🕊️

 さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
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