日常に使える東洋医学

【心がざわつくときは“体を動かす”】呼吸とストレッチで自律神経を整えるセルフケア

mumiota

理由のないイライラ・不安は「体が固まっているサイン」

 がんばりすぎて頭がフル回転すると、知らないうちに首・肩・背中がガチガチに。
筋肉の緊張が続くと交感神経が優位になり、呼吸が浅くなり、感情のアップダウンが大きくなることがわかっています。

なぜ“体を動かす”と心が落ち着くのか?

  • 自律神経が整う
     ゆったりした動き+深い呼吸で副交感神経が刺激され、心拍・血圧・脳波がリラックスモードへ。
  • 脳が“今ここ”に集中
     動きに意識を向けることで、モヤモヤ思考のループを遮断する効果が得られるとされている。

忙しくてもできる“ゆる運動”レシピ

① 深呼吸+肩回し(30秒)

  1. 吸う息で肩を耳に近づける。
  2. 吐く息で後ろへ大きく回しながらストンと落とす。
  3. 3〜5回で首まわりがポカポカ。

② 胸を開く背伸び(30秒)

  1. 指を組んで頭上へ伸び、肋骨の間を広げる。
  2. 吐く息で腕をおろし力を抜く。2〜3セット。

③ 3分速歩→ゆっくり歩き

  1. 家の中や職場の廊下でOK。心拍が上がる程度に速歩。
  2. 3分後、呼吸が整うまでスローダウン。
    血流が一気にめぐり、思考もクリアに。

「動く余裕がない日」は“その場伸び”だけでOK

 スマホを頭上に置くイメージで立ったまま背伸び→脱力を3回。たった30秒でも背骨が伸び、呼吸が深くなるので十分効果的。

完璧は目指さなくていい。“体を味方”に

 心がざわつく日は、考え続けるより先に体をゆるめる。
体が整えば、心も自然に整う──これが自律神経の仕組み。
今日5分、あなたの体に優しく呼吸を送り込んでみてください。
ほっと緩む安心感を、きっと実感できるはずです🌿

さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
“なんでも自分でやらなきゃ!”と頑張りすぎてすぐにイライラしてしまう私が、笑顔でこどもと過ごすため、心と身体を軽くして、やらなきゃ!と想うことを1つずつ手放していく毎日を、このブログに紡いでいこうと想います。
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