イライラスイッチが入ったときの切り替え方/怒りをやわらげる心と体のセルフケア


怒りの沸点が、やかんのお湯が沸騰したみたいに、なかなか下がらないとき、みんなどうしてる?
いらいらしてしまうあなたも悪くない。
「なんでこんなにイライラしちゃうんだろう…」
そんなふうに感じる日って、誰にだってあります。
特に、家事や育児、仕事と日々やることに追われる忙しい女性にとって、自分の思い通りにいかない現実は、想像以上に心の負担になります。
朝からバタバタして、こどもは言うことを聞いてくれない。
片づけてもすぐにぐちゃぐちゃになる家の中。
気づいたら、怒りの感情のスイッチがカチッと入って、止まらない怒りの波にのまれてしまうことってありますよね。
でもね、そんなあなたが悪いわけじゃないんです。
「怒りのスイッチ」が入ったら、まず身体からゆるめてみる。
怒りを感じたとき、脳は“戦闘モード”に入ってしまいます。
そうなると、深呼吸や思考の切り替えが難しくなり、感情だけが先走ってしまう。
だからこそ、心より先に体にアプローチしてあげることがとても大切なんです。
その場でジャンプしてみる
ジャンプすると、血流が促され、呼吸も自然と深くなります。
ぴょんぴょん跳ねてみると、なんだかおかしくなってきて、笑っちゃうことも。
それだけで、頭の中がふっと軽くなる感覚が得られます。
ゆらゆら揺れてみる
肩を左右に揺らしたり、上半身をねじってみたり。
まるで駄々をこねるこどもみたいに、自分を“ゆるめる”動きは、緊張を和らげてくれます。
苦手なことを、いっぺんにやろうとしない
怒りのスイッチが入る瞬間って、たいてい“自分のキャパを超えてるとき”です。
たとえば私の場合、朝の家事で手いっぱいのときに、こどもがけんかをし始めると、ついイラっとしてしまう。
そんな自分に自己嫌悪するのではなく、
「私はこういうときにスイッチが入りやすいんだな」
と、自分の“いらいらポイント”を知っておくことが、怒りの予防にもつながります。
小さな切り替えが、心のゆとりを生む
怒りをゼロにする必要はありません。
でも、気づいたときに少し手をとめて深呼吸したり、笑えるような行動をとってみるだけで、心のモードが少しずつ切り替わっていきます。
怒りの沸点を下げる方法は、「身体をゆるめる」「苦手を知る」「いっぺんにやろうとしない」。
その3つを意識するだけで、自分の気持ちとの付き合い方がやさしくなるんです。
がんばるあなたへ。
今日も精一杯やっている自分を、どうか責めずに、やさしく労わってあげてくださいね。
あなたが自分にやさしくなれることで、まわりにもやさしい空気が、すこしずつ広がっていきますように🕊
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。