mumiのつぶやき

生きづらさは“弱さ”じゃない。 こどもの頃の経験が大人のわたしをつくるという話/石狩

mumiota

こどもの頃の経験は、大人になっても心の土台に残る

 心理学では、乳幼児期〜10歳前後の経験が「心の基盤」をつくると言われています。
 親から無条件に愛され、気持ちを受け止めてもらった経験が多いほど、

  • 「わたしは愛される存在だ」
  • 「わたしには価値がある」

 という感覚(=基本的信頼感)が育ち、これが自己肯定感の核になるとされています。

 でも、誰もがそんな環境で育つわけではないよね。

“生きづらさ”は、むかし必要だった「生きる術」

 こどもの頃の環境は選べない。
 だからそのなかで、自分を守るために身に付けてきた “生き方” がある。

例えば…

  • 自信が持てない
  • 意見が言えない
  • 人に合わせてしまう
  • 嫌われないようにがんばる
  • 選ぶのがこわい

 これらはすべて、当時のあなたにとって 必要だったちから

 その頃のあなたは、“そうすることでしか生きられなかった” だけなんだよね。

 だから責めなくていいし、弱さでも欠点でもない。

 むしろ、一生懸命いままで生きてきた証なんだよ🌿

大人になると、その“術”が苦しさに変わることがある

 こどもの頃に必要だった方法が、おとなになって環境が変わると…

  • 自分を出せなくて苦しい
  • わたしの本音はどこ?となる
  • 優しさが疲れになってしまう

 そんなふうに“ズレ”が起きて、しんどさにつながることがある。

 でもそれは、あなたが悪いんじゃなくて、こころがアップデートを求めてるサインなんだよね。

まずできることは「自分の気持ちに目を向けること」

 生きづらいと感じるとき、多くの女性は“自分のせい”だと思い込みやすい。

でもほんとは…

  • なにがつらい?
  • ほんとはどうしたい?
  • どんな言葉をかけてもらいたかった?

 こうした問いを、自分にそっと向けてみるだけで、こころが少しずつ解けはじめることがある🌱

だれかに“聴いてもらうこと”は、心の回復におおきな力を持つ

 心理学では「話す=放す」と言われていて、気持ちを言葉にすると、脳の働きが整理され、安心が生まれるとされています。

  • 解決しなくていい
  • アドバイスもいらない
  • 泣いても、黙っても、つっかえてもいい

 ただ聴いてもらえるだけで、こころの重さはすっと軽くなるものなんだよね🕊️

生きづらさは“治すべきもの”じゃなく、あなたが生きてきた証

 いま感じている苦しさは、あなたが弱いからではなく、がんばってきたからこそ。

 だから、ひとりで抱え込まなくていい。

 あなたはゆっくりでいい。
 あなたのペースで大丈夫。

 あなた自身のこころに寄り添って、すこしずつ、やさしく生きていこう🌼

 さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
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