東洋医学で考える「こころとからだのつながり」|ストレスと不調を整える視点/石狩

こころとからだは、ひとつの流れ
「最近、なんだか気持ちが落ち着かない」
「ストレスが続くと、からだまでしんどくなる」
そんな経験はありませんか?
今回ご紹介する論文は、東洋医学の視点から“こころとからだは分けられないもの”という考え方を、やさしくひも解いた内容です。
からだを整えることを通して、からだだけでなく感情にも変化が起こる理由が説明されています。
東洋医学の基本的な考え方
東洋医学では、こころとからだを別々に扱いません。
たいせつにしているのは「構造」ではなく、“働き”や“流れ”です。
ひとのからだは
- 気(エネルギー)
- 血(栄養や循環)
- 津液(体液)
といったものが、バランスよく巡ることで健康を保っていると考えられています。
さらに、
- 陰陽(バランスの概念)
- 五行(木・火・土・金・水)
という理論を通して、からだと感情の関係を理解していきます。
つまり、不調は「どこかが壊れた」というよりも、“流れが乱れている状態”と捉えるのです。
感情は、からだにあらわれる
東洋医学では、感情もからだの働きの一部と考えます。
たとえば、
- 怒りが続くと、肩や首がこわばる
- 不安が強いと、呼吸が浅くなる
- 悲しみが続くと、元気が出なくなる
こうした変化は、こころとからだがつながっている証です。
感情は目に見えませんが、からだにははっきりと現れます。
陰陽調和が感情にも作用する理由
からだの乱れた働きや流れを、陰陽調和で整えることで、からだだけでなく感情にも変化が見られることがあります。
からだが心地いいと感じる手で触れながら、五行の流れを整えます。
すると、からだがゆるみ、呼吸が深まり、自然と気持ちも落ち着いていきます。
これは偶然ではなく、からだと感情が同じ流れのなかにあるからだと説明されています。
さらに、施術者とのこころの調和も、心身に良い影響を与えるたいせつな要素とされています。
「治す」のではなく「整える」という視点
東洋医学の魅力は、「悪い部分を取り除く」という考え方ではなく、全体のバランスを整えるという視点にあります。
✔ いらいらしやすい
✔ 疲れが抜けない
✔ 気持ちが不安定
それは性格の問題ではなく、エネルギーの流れの偏りかもしれません。
自分を責めるのではなく、「今、どんなバランスかな?」と見つめること。
それだけで、こころはすこし軽くなります。
日常に活かせるヒント
この研究が伝えているのは、
こころとからだは、ひとつの流れのなかにある
ということ。
不調があるときは、
- 睡眠は足りているかな?
- 呼吸は浅くなっていないかな?
- ずっと我慢していないかな?
と、自分に問いかけてみる。
からだを整えることは、こころを整えること。
こころを整えることは、からだを整えること。
どちらか一方ではなく、両方をやさしく扱う。
それが東洋医学のやわらかい世界観です。
さいごに
がんばりすぎてしまう日もありますよね。
でも、不調は「弱さ」ではなく、バランスを教えてくれるサインなのかもしれません。
すこし立ち止まって、自分の流れを感じてみる。
それだけで、今日の呼吸が、すこし深くなるかもしれません。
あなたのこころとからだが、やわらかく整っていきますように 🌿
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

