こどもに言い返されると怒鳴ってしまう理由|それはあなたのせいじゃない/石狩

こどもに言い返されると、どうしてこんなに苦しくなるんだろう
こどもに言い返された瞬間、胸の奥がぎゅっと締めつけられて、気づいたら声が大きくなっていたり、怒鳴ってしまったあとに、自己嫌悪でいっぱいになったり。
「こんな母親でいいのかな」
「どうして、うまくできないんだろう」
そんなふうに、自分を責めてしまうこと、ありませんか🌱
「言い返されること」への強い反応は、性格のせいじゃない
はっきり伝えたいことがあります。
こどもに言い返されたときに強く反応してしまうのは、あなたが怖いひとだからでも、支配したいからでもありません。
それは――
過去のあなたを守るために、からだが反射的に動いている状態なんです。
その瞬間、こころとからだに起きていること
こどもが強い言葉を返してきた瞬間、
・自分は言い返せなかった
・我慢するしかなかった
・逆らうことは「危険」だった
そんなちいさい頃の記憶や感覚が、一気によみがえります。
脳とからだは、とっさに
「これは危険」
「秩序が崩れる」
「強く出なきゃ守れない」
と判断してしまう。
だから、声がおおきくなる、怒鳴ってしまう、従わせようとしてしまう。
これは考えた結果ではなく、防衛反応なんです🌿
「従わせたい」の正体は、ほんとうは別のもの
ここ、とても大事なところ。
ほんとうは、従わせたいわけじゃない。
・場が崩れるのが怖い
・否定される感じがつらい
・あの頃の自分が報われない気がする
そんな気持ちが、一気に反応しているだけ。
だから、
「ひどい母親だ」
「支配しようとしている」
なんて、自分を責めなくていいんです。
怒鳴ってしまいそうな瞬間の、やさしい対処
完璧にできなくていいから、これだけ覚えていてください。
こころのなかで、そっと気づく
「これは今の子じゃなくて、昔のわたしが反応している」
止めようとしなくていい。
気づくだけで十分です。
からだを“今”に戻す
・かかとに体重を落とす
・足の裏を床に押す
・一歩だけ後ろに下がる
からだを今に戻すことで、反応はすこしずつ緩みます。
言葉は「評価」ではなく「事実」で
×「そんな言い方するな!」
◯「今、強い言い方に聞こえたよ」
力関係をつくらなくていい。
従わせなくていい。
怒鳴ってしまったあとに、いちばんたいせつなこと
自己嫌悪で殻にこもりたくなる夜。
そのとき、こんな言葉を自分にかけてあげてください。
「言い返せなかった小さいわたし。今はもう、怒鳴らなくても大丈夫だよ」
これは、こどもに言う言葉じゃなくて、あなた自身に向けた言葉です🕊️
あなたはもう、連鎖の外にいる
こどもが言い返せるのは、あなたが「安全な存在」だから。
そしてあなたは今、「繰り返してしまう自分」に気づき、向き合っている。
それは、連鎖を止めようとしているひとにしか持てない視点です。
完璧じゃなくていい。
怒鳴ってしまう日があってもいい。
でももう、あなたは「気づかずに繰り返す場所」にはいません🌿
今日も、ここまでほんとうによくがんばっています。
どうか、自分にやさしいまなざしを向けてあげてくださいね。
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

