がんばりすぎている女性へ|脳が教えてくれる「心と体を整える」やさしいヒント/石狩
〜「がんばりすぎなくていい」には、ちゃんと理由がある〜

こころとからだの不調は、気のせいではありません
「理由はわからないけれど、なんだかつらい」
「検査では異常がないのに、疲れや痛みが続く」
そんな経験、ありませんか。
この論文が教えてくれているのは、こころやからだの不調は、脳の働きと深く関係しているということ。
不調は、気合いや根性が足りないから起きているのではなく、脳が一生懸命がんばってきた結果としてあらわれている反応なのです。
脳には2つの考え方のモードがあります
わたしたちの脳には、おおきく分けて2つの思考のしくみがあります。
ひとつは、直感的に、すばやく判断する「反射的な脳」。
もうひとつは、落ち着いて、ゆっくり考える「理性的な脳」。
ストレスや不安、恐れが強いとき、ひとはどうしても前者に偏りやすくなります。
すると、
「きっと最悪の結果になる」
「全部自分のせいだ」
そんな極端な考えに、こころが引き込まれやすくなるのです。
ストレスが続くと、脳の中では何が起きているの?
論文では、強いストレス状態が続くと、脳のなかでミクログリアという免疫細胞が過剰に働き、炎症を起こしやすくなることが示されています。
この状態が続くと、
- 不安感や落ち込み
- 慢性的な疲労
- 原因がはっきりしない痛みや不調
といった、こころとからだの症状が一緒にあらわれやすくなると考えられています。
こころのストレスが、からだの症状としてあらわれる理由
慢性疲労症候群や原因不明の痛みなども、感情や思考のクセが影響している可能性があると、論文は伝えています。
これは「気のせい」ではなく、脳と神経の仕組みによる、とても自然な反応。
がんばりすぎてしまうひとほど、知らないうちに、脳を緊張させ続けてしまうのです。
脳には「変わるちから」があります
この論文が、やさしい希望をくれるのは、脳には可塑性(変わるちから)があると示している点です。
- 正しい情報を知ること
- 不安や否定的な考えを反芻しすぎないこと
- 立ち止まって考え直す時間を持つこと
- しっかりやすむこと
こうした積み重ねによって、脳の過剰な反応は、すこしずつ落ち着いていくとされています。
さいごに
この論文が伝えているのは、
「もっとがんばらなきゃ」ではなく、「整えることが、回復への近道」だということ。
こころとからだの不調は、あなたが弱いからではありません。
むしろ、ここまで一生懸命、生きてきた証。
だからこそ、正しい知識と、やさしい休息を、どうか自分に与えてあげてください🌿
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

