mumiのつぶやき

言葉にできない気持ちが苦しいのはなぜ? ―感情と言葉の深い関係と、心がふっと軽くなる向き合い方―/石狩

mumiota

どうして “言葉にできない気持ち” はこんなに苦しいの?

 忙しい日々のなかで、
「なんかつらい…」
「理由はわからないけど涙が出る」
 そんな瞬間、ありませんか?

 気持ちを“言葉にできるかどうか”が、感情の処理やこころの落ち着きに深く関係していることが明らかにされています。

 これは、がんばりすぎてしまう女性のこころの癖にもとても関係している部分なんです🌿

感情は“言葉によって見えるようになる”

 研究によると、ひとは感情を“そのまま”感じているわけではなく、言葉によって意味づけして初めて、その感情を「自分のもの」として認識できると言われています。

 だから、言葉にならない気持ちは整理しにくく、モヤモヤとして残り続けてしまうのです。

 特に幼少期の経験や育った環境が、
「どんな感情表現が許されていたか」
 に影響するため、おとなになってからの感情の扱い方にもつながっていきます。

言語化できないと、なぜしんどくなるの? ―根拠と理由

🔸 うまく言えない
🔸 何に傷ついたのかわからない
🔸 気持ちが混ざって整理できない

 こうした状態になると、脳は「未処理」のまま感情を抱えることに。

 その結果、
・イライラ
・不安
・涙もろさ
・自分を責める

 などの形でこころの疲れが積み重なってしまいます。

 言葉にすることは、感情をひとつずつ“棚に戻す”ような働きがあり、処理されることでこころが軽くなるのです🌱

言葉にすることは、自分を大切にする第一歩

「気持ちを言葉にするのが苦手なんです…」
 と感じる女性はとても多いです。

 それは、あなたが弱いわけでも、未熟なわけでもありません。

 研究でも指摘されているように、感情と言語の結びつきは、経験によって育つもの。
 苦手なのは“あなたの性格”ではなく“経験の積み重ねがすくなかった”んです。

 だからこそ、今から育てていけばいい🌿
 いつからでも遅くないんです。

がんばりすぎてしまう女性へ ―まずは“言葉にしない第一歩”から

 いきなり完璧に言語化しなくていいんです。

たとえば——
・なんとなくしんどい
・たぶん疲れてる
・よくわからないけど泣きたい
・説明できないけどつらい

 これも立派な“言葉にすること”。

 気持ちは、言葉に触れた瞬間からゆっくり整理されていきます。

 誰かに聞いてもらうことも、言語化のおおきなサポートになります🕊️

言葉にできないあなたへ ―その気持ちは「まだ見えていないだけ」

 言葉にできなかった気持ちは、あなたがずっとがんばってきた証。

 ゆっくりでいいんです。
 あなたのペースで、気持ちをやさしく見つめてあげてください🌼

 あなたのこころは、あなたに聴いてほしいとおもっているかもしれないね。

 さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
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