日常に使える東洋医学

「いろんな顔をもつ私」も全部わたし。がんばりすぎる女性へ贈る、心のゆとりを育む方法

mumiota

“いろんな顔の自分”を抱きしめる

 仕事モードの“私”、母としての“私”、友だちといる“私”、ひとりの“私”──それぞれ異なる顔を演じながら日々を生きている女性は多いはず。
 どれもほんとの“じぶん”なのに、
「こうありたい」
「こうすべき」
といった無意識に作り上げた理想が、自分自身を縛ってしまい、違和感を生むことがあります。

自分自身にやさしく向き合う時間

 自分への思いやりが、ストレスや不安、自己批判を和らげ、心理的な回復力を高める要素として注目されています。

 「じぶんらしく」とは、自分という存在を丸ごと受け入れ、自分の中に笑顔じゃない日や怒る自分がいても、そのまま認められることなのかもしれません。

母モードと抜けモードのギャップをどう埋める?

 「母としてちゃんとしなきゃ」が抜けないままだと、子どもと笑顔で向き合う日常にも疲れてしまうことがあります。
 そんなとき、「家では少しくずれてていいよ」と心に許可を出すことが、自分へのセルフケアになります。

 たとえば、玄関に好きなアロマを置き、家に入る前に“休息モードへのスイッチ”を作る。
 こうした小さな工夫が、仕事の戦闘モードと家の抜けモードを切り替えるのルーティンになり、こころの余白を取り戻すきっかけになります。

自分の“違和感”に気づくことが、ぶれない自分の軸をつくる

 違和感を感じたら、それは自分がたいせつにする“こころの声”かもしれません。
「母としてこうありたい」
「本当はもっと遊びたい」
など、内側から湧く“どうしたい?”に気づくことで、自分らしさへの道が見つかるかもしれません。

どの自分も抱きしめて、心地いいバランスへ

  • 仕事も母も妻も“じぶん”
  • でも、同じ“じぶん”だからこそ違和感もある
  • それはがんばってきた証であり、自分へのSOSでもある
  • 自分の声を聴くこと=自分を好きになること
  • 小さな日常行為でこころとからだを整えるルーティンをつくる
  • 自分を労うことで、心地よいこころとからだのバランスが戻ってくる

今日もがんばったあなたへ。
違う顔をもつ“じぶん”、そのすべてが愛おしい。
自分のこころに、「あなたは十分素敵だよ」とそっと伝えてあげてね🕊️

さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
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