いい母親とは?がんばりすぎて、疲れてないですか?


見せたい自分と、ほんとうの自分とのギャップに悩むあなたへ。
いつも笑顔の母親でいたい、けど…
子育てをしていると、ふと自分にプレッシャーをかけてしまうこと、ありませんか?
- 「いつもにこにこしてるいいお母さんでいなきゃ」
- 「子育てに困ってるなんて思われたくない」
- 「しっかりしてると思われたい」
そんな風に“見せたい自分”を大切にしすぎて、本音の自分とのズレが大きくなって、知らず知らずのうちに苦しくなっていること、ありませんか?
子育てに正解はない、だからこそ比べてしまう
こどもは一人ひとり違うし、家庭環境も親の性格もさまざま。
“子育てに正解はない”と頭ではわかっていても、
うまくできないと「自分はダメだな」と責めてしまったりしますよね。
イライラしたり、怒りすぎてしまったり。
あとから自己嫌悪になって落ち込んだり…。
でも、実はそんな思いを抱えているのは、わたしも同じです。
本当は、助けてほしい。けど言えない…
わたし自身、心の奥には「助けてほしい」という気持ちがあるのに、それを言葉にするのがとても苦手でした。
なぜなら、
子どもの頃から親の顔色をうかがって生きてきたから。
怒られないように、雰囲気が悪くならないように、空気を読むことばかりしてきたから。
「助けて」が言えない癖がついていたんです。
「がんばってる=価値がある」と思い込んでいた
できない自分を見せたら嫌われるかもしれない。
弱音を吐いたら、周りに迷惑をかけるかもしれない。
そう思って、“自分一人でがんばる”ことに価値を感じていたのかもしれません。
けれど、それは本来のわたしではなかった。
本当のわたしは、助けてほしいし、わかってほしかった。
周りに「強い人」と思われるほど、言えなくなる
がんばり屋さんな人ほど、
「ひとりでできる人」「弱音を吐かない人」と周囲から見られがちです。
そして、そう思われていると感じるほど、ますます「助けて」が言えなくなる。
すると、さらにがんばりすぎてしまう、悪循環になってしまう。
じゃあ、逆の立場だったらどう感じる?
ここでひとつ、問いかけてみます。
あなたがもし、たいせつなひとから「つらい」「助けて」と言われたら、どう感じますか?
きっと、「言ってくれてありがとう」「頼ってくれて嬉しい」って思うんじゃないでしょうか。
がんばってる姿しか知らなかった人が、弱音を見せてくれたことで
「そんなにしんどかったんだね」と気づけることもあります。
それは、助け合える関係を築く一歩でもあるんですよね😊
ギャップがストレスになる
心理学では「認知的不協和」といって、
“理想の自分”と“実際の自分”の差が大きくなると、ストレスが強くなると言われています。
「理想の母親像」に自分を無理に合わせようとすると、
ほんとうの自分は疲れてしまい、こころが悲鳴を上げてしまうんです。
がんばる自分も、弱音を吐く自分も、どちらもあなた
見せたい自分とほんとうの自分。
どちらかが「正しい」わけではありません。
がんばってる自分も素敵だし、
助けを求められないほど苦しいあなたも、愛しい存在です。
だからこそ、自分自身にこう言ってあげてください。
「がんばってるね」
「弱音を吐いても大丈夫だよ」
「あなたは、そのままで価値があるよ」
少しずつ、ほんとうの自分を出していこう
急にすべてをさらけ出す必要なんてありません。
まずは、安心できる誰かに、ほんの少しだけ心を開いてみることからでいいんです。
「わたし、ちょっと疲れてるかも」
そんな一言を言える自分を、少しずつ育てていきましょう🌱
あなたは、がんばりすぎなくても、大丈夫。
いいお母さんにならなくちゃって、がんばりすぎていませんか?
完璧じゃなくていい。
笑っていられない日があってもいい。
だって、あなたはもう充分、がんばってるから。
さいごに…
見せたい自分と、ほんとうの自分。
その間にあるギャップに気づけた今だからこそ、
これからは少しずつ「ほんとうの自分」に優しくなっていけたらいいですね😊
そして、そんなあなたの姿は、
こどもたちにも「自分を大切にする生き方」を教えてくれると思いますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。