妊娠・出産に備えて、健康な妊娠とスムーズな産後の回復のために必要な骨盤底筋とは?どこ?
この記事では、妊娠前の女性にも知ってほしい、“骨盤底筋(こつばんていきん)”について、簡単にお伝えします!
骨盤底筋の重要性を知ろう
妊娠や出産を迎える女性にとって、骨盤底筋(こつばんていきん)を強化することがとてもに大切です。
骨盤底筋(こつばんていきん)という言葉、簡単に言うと、骨盤の底にある筋肉の集まりのことです。
この筋肉は、骨盤の中にある子宮(しきゅう)や膀胱(ぼうこう) 、直腸(ちょくちょう)などの臓器を支える役割をしています。
また、骨盤底筋群の間に尿道(にょうどう)や膣(ちつ)、肛門(こうもん)が通っているため、尿意や便意を我慢するときに使うのも、骨盤底筋です。
これらの筋肉をしっかり動かせると、妊娠中もしっかりと子宮を支えてくれ、出産時にはのびやかに使えると、出産時の裂傷も少なくなると言われており、身体がかかる負担を軽減し、産後の体の回復をスムーズにすることができます。
骨盤底筋を鍛える理由
妊娠中は、赤ちゃんの成長に伴い、体重が増加し、子宮が大きくなります。
この変化により、骨盤底筋には大きな圧力がかかります。
骨盤底筋にも徐々に負担がかかり、この筋肉がひきのばされてつかいづらいままだと、産後に問題が出てきやすくなります。
例えば、産後に「尿漏れ」が起こります。
これは、骨盤底筋が弱くなって、膀胱をしっかりと支えられなくなるからです。
さらに、子宮が下がってくる「子宮脱」や、骨盤まわりの痛み(腰痛)が起こることもあります。
骨盤底筋をどんな姿勢でもうまく働かせられると、これらのリスクを減らすだけでなく、出産時の負担も軽減され、産後の回復が早まる可能性があります。
それが、快適な妊娠生活とスムーズな産後の回復に繋がります。
産後起こる問題とその対策
具体的な例とすると、妊娠中期から後期にかけて、赤ちゃんが成長することで子宮が重くなり、子宮を支える骨盤底筋に大きな負荷がかかります。
尿漏れや腰痛、さらには産後に子宮を骨盤底筋で支えられずに、子宮脱のようにお股にピンポン玉が挟まっているような感覚がするといったことが現れることがあります。
しかし、ケーゲル体操というシンプルなエクササイズを行うことで、骨盤底筋を効果的に鍛えることができます。
ケーゲル体操は、トイレを我慢するようにお腹に力を入れますが、ぽこっとお腹が前に飛び出すようなら、うまく使えていません💦
膣から水を吸い込みように、意識します。
数秒間キープした後にリラックスする動きこの運動を毎日数セット行うだけで、骨盤底筋を動かせるようになってきますが、分かりにくい場合は専門家に相談することもおすすめします♪(私にも気軽に公式ラインやインスタで聞いてくれたらお答えします!)
実際、私は3人目出産後、ひどい尿漏れに悩まされ、外に出る時は生理用ナプキンの夜用を当てながら出かけていました。
妊婦さんの整体をしている方に相談し、セルフエクササイズを教えてもらい、毎日5分間続けていたら、半年ほどで尿漏れが気にならなくなりました(*^^*)
快適な妊婦・出産・産後を目指そう
妊娠や出産に向けて、骨盤底筋を強化することは、健康で快適な妊娠生活を送り、産後の回復をスムーズにするためにとても大切です♪
骨盤底筋をしっかりと動かせるようにし、妊娠中や産後のリスクを軽減し、産後の赤ちゃんとの生活を快適に送ってもらえたらうれしいです(*^^*)
妊娠や出産を控えた女性は、ぜひ日常生活に骨盤底筋のトレーニングを取り入れてもらい、未来の自分のために、今から準備を始めましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。