産後のトイレが近くなる理由と対策
出産してから、トイレが近くなった💦妊娠中はお腹が大きかったから、トイレも近かったですが、出産してからも改善しないのはなぜかな?
妊娠中や出産時に、子宮を支えていた骨盤底筋と呼ばれる筋肉が引き伸ばされ、うまく使えなくなっていることが原因の一つにあります。
この記事では、産後のトイレが近くなる理由とその対策について詳しく説明します♪
産後にトイレが近くなる理由
産後にトイレが近くなる理由は、骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)がゆるくなることが原因です。
私自身、長男を出産後、トイレに行っったのにすぐにまた行きたくなってしまって、トイレに行くけどあまり量は出ないということが続きました。
また、尿漏れもひどく、立ったままくしゃみをすると、尿漏れしてしまうことが覆うありました💦
この問題は、妊娠している女性のうち、約55%の妊婦さんが経験するしているという調査結果もあり、それが産後も続いていることが多く、適切な対策を取ることで改善が可能です(*^^*)
骨盤底筋群は、膀胱や子宮、直腸を骨盤の底の方でハンモックのように支える重要な筋肉群です。
妊娠中、赤ちゃんの成長に伴って骨盤底筋群に大きな負担がかかり、出産時にはさらに大きなストレスがかかります。
この結果、筋肉が伸びたりゆるんだりして、トイレが近くなるという症状が出るのです。
産後は尿道を閉める筋肉がゆるむ
妊娠中、骨盤底筋群は赤ちゃんの重さと出産による圧力で緩みやすくなります。
特に自然分娩の場合、赤ちゃんが産道を通る際に骨盤底筋群が大きく伸ばされます。
これにより、筋肉の弾力性が低下し、産後に尿漏れや頻尿が起こりやすくなります。
具体的な症状としては、笑ったり咳をしたりするだけで尿漏れが起こる“腹圧性尿失禁(ふくあつせいにょうしっきん)”や、急に強い尿意を感じてトイレに間に合わない“切迫性尿失禁あ(せっぱくせいにょうしっきん)”があります。
これらの症状は骨盤底筋群のゆるみが原因であり、特に産後の女性に多く見られます。
生活の中でできる工夫
姿勢に気をつける
日常生活で正しい姿勢を保つことは、骨盤底筋群への負担を減らし、筋肉の強化に役立ちます。
- 座るとき:ズボンのチャックを閉めるように、骨盤をまっすぐに起こします。
骨盤の後ろにクッションを使用すると楽になります。 - 立つとき:こぶし一つ分を開けて足を開き、ズボンのチャックを閉めるようにお腹に力を入れて、お尻のお肉をぺたっとくっつける。
長時間立つ場合は、片足を少し前に出して体重を分散させます。
体を温める
骨盤底筋群の血行を良くするために、体を温めることも効果的です。
- 温かいお風呂に入る:血行が良くなり、筋肉がリラックスします。
- 骨盤の後ろ側を温める:体全体の血行が良くなり、冷えの防止にもなります。
適度な運動を取り入れる
適度な運動とは、話をしながら続けると少し息切れするくらいの運動で、全身の筋肉をつかい、骨盤底筋群の回復を促進します。
- ウォーキング:一日20~30分の散歩は、無理なく取り入れられる運動です。
- ヨガやピラティス:骨盤底筋群を意識的に鍛えるポーズが多く、効果的です。
食事に気を付ける
便秘は腸がふくれることで、骨盤底筋群を圧迫し、尿漏れを悪化させる原因となります。
食事に気を付けて、腸内環境を整えましょう。
- 食物繊維を多く含む食品:キノコ類、海藻類、根菜類などを積極的に摂りましょう。
- 水分を十分に摂る:水分不足は便秘の原因となります。
授乳中は特に、1日に1.5〜2リットルの水を目安に摂取しましょう。
まとめ
産後の頻尿や尿漏れに悩むママは、とても多いです💦
日常生活の中でも気を付けられることはあります(*^^*)
また、生活の中で、姿勢に気をつけるだけでも、産後の体型を戻しやすくしてくれます♪
食事にキノコ類や海藻類、根菜類などを摂ったり、こどもと一緒に散歩するのもおすすめです。
日中の暑い時期に外を歩くのは、熱中症などが心配なので、夕方など涼しくなってきた時間に散歩するのも気持ちいですよ♪
頻尿や尿漏れは、骨盤底筋群のゆるみだけが原因ではないので、気軽に相談してください♪
最後までお読みいただきありがとうございます(*^^*)